The discovery of modern Zen training.

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英語を学ぶ必要性。 Presented by

※会心の回心※

英語でコミュニケーションを取る必要性②


 知り合いの英語の得意な人に、英語の文法について質問をした。

彼は20代半ば、TOEIC900点ぐらい。

今度、アメリカかオーストラリアの英語圏の大学に留学するらしい。

『あ、ちょっと分かんないですね。調べたら、直ぐ教えますね!待っててください!』

 TOEIC900点でも分からない質問をしてしまった。こんなこともあるんだな。そう思って時が1時間ほど過ぎた頃、TOEIC900点の彼は、わざわざ調べて教えに来てくれた。

 『林さん!あの文法の件なんですが、こうこうこう言う理由でこうなっているそうです!』

 「ありがとう。どうやって調べたの?」

  『チャットに質問したんですよ!ほら、これを見て下さい。この様に答えてくれているでしょう?』

 彼が見せてくれたスマートフォンの画面の文字は、全てが英語だった!

彼は英語について分からないことを、英語で外国人に質問していたのだった!! (いや、英語を見せられても分からないんだけど…。)

全く悪気の無い彼の目を見て、私は苦笑いをなるべく自然な笑顔に取り繕うので精一杯だった。

 英語圏の人口は約18億人と言われている。対する日本人の人口は約1億2000万人。彼の相談相手は合計約19億人。英語でコミュニケーションが取れると、約19億人の人に相談できて、さらに優秀な人の分母も増える。

 参った! その考え方は無かった!

私も、いや、私たちも「Help me!」「Please teach me!」 の後、言いたいことをしっかり言えるようになる方がいいんじゃないだろうか?

 私たちが英語を学び直そうと決意しなければならない理由は、相談相手を1億2000万人から約19億人に増やすためである、とも言える。

日本人の人口が減っていく未来において、日本の社会は、今よりももっと外国人を頼りにするようになると思う。(日本に来た外国人に頼られる逆の場合もあるかもしれない。)

その時は、今よりも気軽に英語を使うようになるだろう。 できれば、未来には翻訳アプリがあるから大丈夫って、楽観視したい。

しかし、わざわざ安価で使いやすい翻訳アプリとハンドフリーのイヤホンマイクを、私たち普通の一般人のために開発してくれる企業って現れるかな?

「アプリなんかより、英語ぐらい話せるようにしましょうね」っていう、謎の英語エチケットが出来上がるような気がする…。

つまり、未来では英語を話せる人と話せない人の間に、見えない階層や差別が存在する社会になっているかもしれない…と、悲観するほど、本来英語ってそこまで難しいものなのか?

とにかく、私たちが、これからの社会で何とか生き残るために、これからは英語が本当に必要になる!と予測してしまったのである。

と、まあ、色々と御託は並べてみたものの、本当は子供の頃、英語ができなくて悔しかったんだよね。





(2023.5.22)


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